政策

目指したい市政

住みたい街NO.1の西宮は過去の話となりつつあり、平成29年から3年連続転出超過となりました。公共施設などの老朽化対策による経費や、少子高齢化による社会保障にまつわる経費が膨らむことが明らかな現状が続くと手遅れになります。

だからこそ今から正しい方向に向かっていく必要があります。

西宮市に求められる施策は多岐にわたりますが、その中でも土台となるのは次の3つであると考えます。

西宮市政の体質を変える!

西宮市の最重要課題の一つとして、待機児童問題があります。「保育所等へ入所できなかった方」は令和に入ってからほぼ横ばいで、今でも約900人いる状況です。思うように働けず経済的な負担が大きくなっている家庭もあると思います。また、そうした状況の街に移り住みたいという人は、限られてくるのではないでしょうか。この問題が「どのように、いつまでに解決されていくのか?」子育て世帯の当事者である私にも見えていません。このように早急に解消すべき課題に優先順位をつけて、「何を、いつまでに、どのように解決していくか」が、オープンになっている市政を目指します。私は問題提起の段階から皆さまへ正確な情報を伝えて、西宮が抱える課題に一人でも多くの方が関心を抱いていただけるように取り組みます。

多角的に財源の捻出をする!

西宮市のいずれの課題を解決していくにも、財源捻出が不可欠です。西宮市は全国の中核市の中でも、特に財政状況が厳しい街となっています。当然ですが、財源捻出のためには、“歳入の増加”と“歳出の抑制”が必要です。具体的に推進したいことは、今後チラシやWEB媒体で発信していく予定ですが、まずは次の2つから優先的に改革を目指します。

1.移住先として選ばれる街となること(歳入の増加)

一番に「03子育て支援を拡充する(下記)」の施策の実現を目指します。

2.人事制度の見直し(歳出の抑制)

→西宮市の財政状況が厳しい要因の一つに高すぎる人件費があります。

人事制度が見直されましたが、まだ時代にそぐわない年功序列の仕組み等の課題は残っています。本件については、メリハリのある評価制度と給与体系を実現することで、単なる財源捻出ではなく、市役所の活性化を目指します。私は前職にて積んだキャリアのうち、「人事部での新人事制度への移行の経験」を活かし、西宮市の人事制度も本来あるべき姿にアップデートします。

子育て支援を拡充する!

日本の子育て支援が世界に後れを取っているという機運が高まりつつある中、既に取組みを始めている自治体がいくつか出てきました。教育熱心な西宮市でこの辺りの政策が後手後手になると人口流出に拍車がかかるのではないでしょうか。子育て世帯の当事者として、またこの西宮市でずっと育ってきた身として、子育て支援を増やしていきます。